PCB採取検査

高圧受変電設備 PCB採取

種別:病院

地域:京都府

カテゴリー:法令点検・メンテナンス

サブカテゴリー:高圧受変電設備・PCB採取

概要:

高圧機器のコンデンサ交換

株式会社ICESでは、高圧機器の安全性向上をサポートするだけでなく、電気工事全般にわたる幅広いサービスを提供しています。今回の事例では、兵庫県の某アミューズメント施設にて高圧受変電設備(QB)内の高圧コンデンサの交換作業とともに、PCB(ポリ塩化ビフェニル)の採取・検査・処分を実施しました。

コンデンサとは?

高圧機器に使用されるコンデンサは、電力供給の安定性を保つために重要な役割を果たしています。しかし、長年の使用により性能が低下し、機器の効率や安全性に影響を与えることがあります。今回の工事では、経年劣化が進んでいたコンデンサを交換し、より高い安全性と信頼性を確保しました。

PCBのリスクと採取・検査

また、高圧機器に含まれる絶縁油やコンデンサには、かつてPCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用されていた可能性があります。PCBはその有害性が認められており、適切に処理しなければ環境や人体に深刻な影響を及ぼすことがあります。特に低濃度PCBは処分期限が近づいているため、迅速な対応が求められます。

株式会社ICESでは、コンデンサ交換の際に、PCBの有無を徹底的に検査します。もし低濃度PCBが確認されれば、適切な処理を行い、環境に配慮した安全な方法で処分します。

高圧機器におけるPCB含有リスク

高圧機器でPCBを含む可能性が高い部品には以下のようなものがあります

  • 高圧コンデンサ:過去に使用されていた絶縁油にPCBが含まれている場合があります。
  • トランス:旧式のものは絶縁油にPCBを含んでいることが多いです。
  • スイッチギアや電気機器:これらにもPCBが含まれている場合があるため、定期的な検査が必要です。

PCBを含んだ機器には処分期限が設定されており、その期限を過ぎると処理が困難になるため、早急な対応が必要です。コンデンサ交換からPCBの検査・処分、さらに負荷試験や消防点検まで、すべて一貫して対応することで、お客様は手間を減らし、お得に安心できるサービスを受けることができます。弊社の専門知識と豊富な実績を活かし、お客様の設備を安全に、そして環境に配慮して対応いたします。

PCB採取検査 穴開け加工
穴開け加工

PCB採取のために容器端部にスポイトが挿入できるほどの小さな穴をあけます

PCB採取検査 PCB採取
PCB採取
PCB採取検査 採取完了
採取完了
PCB採取検査 穴を修復
穴をパテで修復

電気工事全般まるっとICESにおまかせ下さい!

株式会社ICESの強みは、高圧機器のコンデンサ交換やPCBの処理に限らず、電気工事全般に対応できる点です。高圧設備に関わる作業はもちろん、以下のようなサービスも提供しています:

  • 負荷試験:電力設備の安全性を確認するための負荷試験も実施。
  • 消防点検:火災のリスクを低減するための消防設備の点検・メンテナンス。

一括で全ての対応が可能となり、工事の手間やコストを大幅に削減できます。お客様は異なる業者とやり取りすることなく、ICESだけで幅広いニーズに対応できるため、時間とコストの節約が可能です。

もしお持ちの設備にPCBが含まれている可能性がある場合、または電気設備全般に関するメンテナンスをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちが安全・迅速・確実に対応いたします。

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