燃料漏れは火災に直結の恐れあり!?プロの技が光るメンテナンス
山口県のとあるアミューズメント施設の非常用発電機のメンテンスの様子です。
今回は不調のプライミングポンプの交換とそれに伴いオイルの交換を実施しました。
プライミングポンプとは?
日常的に動かす車のエンジンと違い、非常用発電機はある日突然、全力での稼働を求められます。
このポンプが故障していると、金属同士(シリンダーやピストンリング)が直接こすれ合う「焼付き」を起こし、シリンダーやピストンを修復不能なまでに傷つけてしまいます。
最悪の場合、エンジンそのものがお釈迦になり、発電機丸ごとの交換を余儀なくされるケースも少なくありません。実際にメンテンスしてきた非常用発電機の燃料タンク内をご紹介します。
非常用発電機の交換費用ってどれくらいかかるの?
万が一、発電機全体を更新するとなると驚くほどに高額な費用が必要になります。
発電機容量とkVAと更新費用の目安
| 30kVA 約200万~400万円 |
| 50kVA 約300万~600万円 |
| 100kVA 約500万~1000万円 |
※年式やメーカーの違い、また設置場所の条件により変動します
「思ったよりも高い」と感じられたのではないでしょうか?
だからこそ、不調のサインを見逃さずに部品単位でメンテナンスすることが、結果として大幅なコスト削減と寿命の延長に繋がるのです。
なぜ他社では「古いから修理不可」と断られるのか
数多くのお客さまから『古い発電機のメンテンスを断られた』というご相談をいただきます。
他社が敬遠するのには3つの理由があります。
なぜ他社は交換を引き受けたがらないのか?
1. 「アッセンブリ交換」が基本だから
多くの大手メンテナンス会社やメーカー系列は、メーカーから供給される「新品の純正パーツ」を丸ごと交換
いわゆるアッセンブリ交換することしか想定していません。
製造から20~30年経つと多くのパーツが廃盤となり供給が止まります。
この時点で、多くの業者は「部品がない=修理不能」として発電機自体の更新(買い替え)を提案することになるのです。
2. 危険なリスクを取りたくない
古い部品を分解整備(リビルド)したり、他社製品を流用加工して取り付けるには高度な技術が必要です。
「マニュアルにない作業」によるトラブルを恐れ、門前払いするケースが一般的です。
3. 「買い替え」を提案した方が利益になる
プライミングポンプの交換やリビルドは、地味で大変な手間がかかる作業です。
延命修理よりも高額な「発電機丸ごとの入れ替え」を提案したほうが業者にとっては効率が良く利益が大きく、なおかつ手間もかからないため、古い機械の延命措置には消極的になりがちです。
非常用発電機のプロ、ICESにお任せを!
『部品がないから買い替え』ではなく『どうすればこの機械を動かし続けられるか』を考える技術力があります。


ここで実際のメンテンスの様子をご紹介します。

エア抜き作業(配管内の空気を抜き、正常な循環を確保します)致します

新しいエンジンオイルを補充

適量を満たしていることを確認しました。

最後に厳重に漏れがないかをチェックし、しっかりと固定できたことを確認するための印を残しメンテナンス終了です。
『部品がない』と断られたその発電機、諦める前にご相談ください。
多くの業者が二の足を踏む旧式機のメンテンスであっても、ICESは廃番パーツのリビルドや、知恵と工夫を凝らした代替品への換装など、現場主義の技術で「動かない」を「動く」に変えます。
長年培ってきた正確な診断・部品交換・性能確認試験(負荷試験)を通じて、非常時に確実に稼働できる体制づくりをお手伝いしています。
非常用発電機だけでなくビルメンテンス全般に精通しておりますので『こんなことできる?』とお困りごとがございましたらお気軽にお問合せ下さい。