非常用発電機の模擬負荷試験とは?
今回は、某アミューズメント施設にて実施した非常用発電機のプライミングポンプ交換工事をご紹介します。

プライミングポンプとは?
プライミングポンプは、非常用発電機のエンジン内部に定期的にオイルを圧送し、重要な可動部に油膜を形成するための装置です。
車のように日常的に使われるエンジンと違い、非常用発電機は長期間稼働せずに突然起動するケースが多く、エンジンには非常に大きな負荷がかかります。
このポンプが故障すると、シリンダーやピストンリングに十分な潤滑油が届かず、摩耗・損傷のリスクが高まります。さらにそのまま放置すれば、エンジン本体の故障につながり、非常用発電機全体の交換が必要になるケースも…。

非常用発電機の交換費用、どれくらいかかる?
万が一、発電機全体を更新するとなると非常に高額です。
発電機容量(kVA) 更新費用の目安
30kVA 約200万~400万円
50kVA 約300万~600万円
100kVA 約500万~1000万円
思ったよりも高額に感じられた方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、故障を未然に防ぐメンテナンスが重要なのです。
定期的な点検・整備を行うことで、エンジンの負担を最小限に抑え、非常用発電機の寿命を大きく延ばすことが可能です。
株式会社ICESでは、**正確な診断・部品交換・性能確認試験(負荷試験)**を通じて、非常時に確実に稼働できる体制づくりをお手伝いしています。
撤退ブランドでもリビルド(再構築)で対応!

今回の某アミューズメント施設では、三菱製の非常用発電機を使用していましたが、既に市場では部品の入手が困難な機種でした。
しかし、株式会社ICESではリビルド(再構築)による対応が可能。
プライミングポンプの内部を新品同様に修復し、安全に稼働できる状態に整備しました。


作業後は、部品も発電機内部も見違えるほど綺麗に仕上がりました。
「交換が難しい」「古くて対応できない」と諦めていた方も、ぜひ一度ご相談ください。
非常用発電機のことなら株式会社ICESにご相談を!
株式会社ICESでは、
- 専門技術者による現地調査
- 負荷試験による性能チェック
- 経年劣化を考慮した適切な修繕提案
- 製造終了メーカーへの対応
といった、発電機のあらゆる課題に対しワンストップでサポートいたします。
「うちの発電機、ちゃんと動くかな…?」そんな不安が少しでもある方は、お気軽にご相談ください!
安心の備えを、確かな技術で。非常用発電機の点検・整備・リビルドは、株式会社ICES にお任せください。