新品交換は最終手段。ICESが提案するリビルドの真実
非常用発電機の点検時に、他業者から「ラジエーターが目詰まりしているので、100万円かけて新品に交換しましょう」と提案されたことはありませんか?
正直に申し上げます。
新品のラジエーターを販売・交換するほうが、私たち業者にとっては「手間がかからず、利益も大きい」仕事です。
しかし、株式会社ICESの考え方は違います。私たちは、まだ使える部品を安易に廃棄させるような真似はいたしません。
お客様の「継続的な安全」に携わるパートナーとして、目先の利益よりも、10年、20年と続く信頼関係を何より大切にしています。
なぜ他社は「新品交換」ばかり勧めるのか?
多くの業者が高額な新品交換を提案する背景には、主に3つの理由があります。
- 利益率の優先
新品のラジエーター本体(数十万~数百万円)を販売し、そのまま載せ替える方が、一度の案件単価と利益が大幅に跳ね上がるためです。
- リスク回避(保証の問題)
リビルド(再生)は、分解してみなければ内部の損傷具合を100%把握できません。
「修理した後に不具合が出たら困る」というクレームを恐れ、メーカー保証のつく新品を勧めるのが、点検業者にとっての「安全策」となっているのが実情です。
- 技術力とネットワークの不足
ラジエーターを取り外し、専門工場でコア(芯)の入れ替えや高圧洗浄を行って組み直す工程には、高度な現場調整力と独自の協力ネットワークが不可欠です。
単なる「点検代行業者」には、そのノウハウがありません。
私たちは、あえて手間のかかる「リビルド(再生)」という選択肢を提示します。
内部の芯を入れ替え、徹底した洗浄・防錆処理を施す。
これにより、新品に近い性能を、新品よりも遥かに抑えたコストで取り戻すことが可能なのです。
ICESの誇るプロの技術をご覧あれ

ラジエーターを取り外した発電機内部の様子
複雑な構造を持つ発電機から、慎重にパーツを切り離します。


劣化が進んだ冷却水
本来は鮮やかな緑色であるはずの冷却水が、長期間の放置により赤茶色に変色しています。
これは内部で腐食が進んでいる証拠です。

劣化したラジエーターキャップ
キャップには既に錆がこびりついています。
稼働時に強い圧力がかかる箇所のため、ゴムパッキンの劣化は冷却水漏れやオーバーヒートの直接的な原因となります。

内部に堆積した錆泥
ラジエーターの底部には、泥状になった錆が沈殿していました。
この状態では、いくら冷却水だけを新品に入れ替えても、すぐに汚れが混ざり、冷却性能は回復しません。

リビルド完了後のラジエーター設置
専門工場でコアを刷新し、新品同様の輝きを取り戻したラジエーターを再設置します。

ラジエーターキャップの新品交換
圧力を制御する重要保安部品であるキャップも、確実な動作のために新品へ交換しました。
ウォーターポンプの交換

冷却水を循環させる「心臓部」
ウォーターポンプは冷却水をエンジン各部へ送る重要な役割を担います。
内部に錆の浸食が見受けられたため、トラブルを未然に防ぐべく新品へ交換いたしました。
サーモスタットの交換

温度管理の要
冷却水の温度変化を検知し、適切に調整するサーモスタットも、経年劣化を考慮し交換を行います。
冷却水の補充

メンテナンス完了
錆のダメージを受けた関連部品をすべてリフレッシュした後、リビルドしたラジエーターに新しい冷却水を充填。
これで全ての工程が終了です。
株式会社ICESの使命とは
「お客様の大切な設備を、いかに安く、いかに長く持たせるか」。
それこそが、単なる点検業者に留まらない、施工のプロフェッショナル集団としての私たちのプライドです。
株式会社ICESの強みは幅広い施工ラインナップ
弊社はラジエーターのリビルド以外にも、非常用設備の「延命」と「コストダウン」を実現する多様な施工を得意としています。
- 燃料・オイル・エアーフィルターのトータル交換
エンジンの健康状態を左右する「3大フィルター」の最適化を行い、燃費向上と故障リスク低減を実現します。
- プライミングポンプの交換修理
始動不良の大きな原因となるプライミングポンプの不具合。
細かい部品の交換から対応し、いざという時の確実な始動を保証します。
- 負荷試験(高圧・低圧対応)
消防法で定められた負荷試験において、実負荷に近い状態での点検を実施。
リビルドした設備の性能確認まで一貫して行います。
- 水漏れ・油漏れによる二次災害の防止施工
微細な漏れを見逃さず、防波堤や受け皿の設置、パッキン交換など、施設を汚さない・傷めないための予防保全を徹底しています。
「こんなことでもおねがいできる?」とお悩みがございましたらお気軽にお問合せ下さい。