高圧工事もお手のもの!PAS(気中負荷開閉器)とケーブルの交換作業の様子です。
PASとは?
自家用高圧受電設備から電力会社配電線への波及事故を防止するために設置されます。 この開閉器は、万一事故が発生した場合、その事故による影響を最小限に防ぐためのものです。


PAS交換工事の重要性
PASは、柱上用高圧交流気中負荷開閉器といい、お客様の電柱(1号柱)と呼ばれる電柱の上に設置し、電力会社とお客さまの責任分界点に設置される保護装置のことをいいます。電気事業法では、電力会社は事故に対する保証は行わないとされています。波及事故を起こした場合、事故元の責任になり、損害賠償のリスクが生じます。波及事故を起こさないためにも定期的な点検・交換工事が必要になります。
PASは、長期間の使用によって経年劣化が進み、性能低下や事故リスクが高まることが知られています。特に、波及事故防止の観点から、10年を目安にPASの交換をお勧めしております。定期的な交換により、お客様の設備の安全性を確保し、事故リスクを未然に防ぐことができます。


工事前の準備について
高圧気中負荷開閉器(PAS)や保護継電器(SOG)の交換工事には、綿密な準備が不可欠です。
以下の準備が必要となります:
・仕様の決定
・電力会社との申請や協議
・道路使用許可の取得
・重機(クレーン車や高所作業車)の手配
・リスクアセスメントの実施
・作業手順や計画書の作成
こうした手順を経て、工事をスムーズに進めるためにも、早めのご相談をお願いしております。

PAS交換工事の業者選びは、ICESに
株式会社ICESでは、高圧受電設備の点検・メンテナンスから、PAS交換工事まで、幅広いサービスを提供しております。豊富な実績と高度な技術力を持つ専門スタッフが、お客様の設備の安全性と信頼性を確保いたします。「こんなことできる?」とお困りごとがございましたら株式会社ICESにお任せください!