錆びや腐食から非常用発電機を守るために
非常用発電機の法定耐用年数は15年ですが、定期的なメンテナンスを行うことで、より長く安全に使用することが可能です。
(※非常用発電機の寿命については、前回の記事もぜひご覧ください)
錆のリスクとその影響


非常用発電機は大型で一度設置すると移動が難しいため、設置環境の影響を大きく受けます。
特に日当たりが悪く、朝夕の寒暖差が大きい場所では結露や湿気が発生しやすく、長期的には外装に錆や腐食が生じやすくなります。
特に注意すべき錆びやすい箇所

- 天井部分
- 扉の開口部
- 発電機下部など、雨水が溜まりやすい場所
錆を放置すると、やがて内部にまで広がり、最悪の場合、発電機本体に穴が空くこともあります。
雨水が内部に侵入すると、電装系ユニットやエンジンに影響を与え、機器寿命を一気に縮めてしまうリスクがあります。
今回の施工内容
今回は、錆の発生した発電機に対して、以下の工程で防錆処置を実施しました。
錆落とし


外装の錆を研磨し美しい表面に
下地塗装:塗料の密着と耐久性を高めるための下地処理


防錆塗装
- 錆の再発を防ぐ塗料を塗布
- 効果を持続させるための二度塗り仕上げ
この施工により、発電機の外観が美しくなっただけでなく、将来的な錆や腐食を防止し、耐久性を大幅に向上させることができました。
天井部分


銘板部分


非常用発電機全体


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「できないをできるに」をモットーに、豊富な実績と高い技術力を持つ専門スタッフが、お客様の大切な設備をしっかりサポートいたします。
必要なタイミングで適切な処置を施すことで、内部故障を未然に防ぎ、機器の寿命を延ばすことが可能です。
お困りごとがあれば、お気軽にご相談ください「こんなことできる?」といったご要望にも、柔軟に対応いたします。非常用発電機のことなら、どんな小さなことでもぜひ一度、株式会社ICESまでお問い合わせください!