錆だらけの冷却系統が招くオーバーヒートの恐怖
非常用発電機には、年に一度の「負荷試験」が義務付けられています。
日々のメンテンスと負荷試験がいざという時に命を守る非情用発電機が安定して動くように支えています。
しかし、ただ試験を行えばいいというわけではありません。もし冷却系統に問題を抱えたまま負荷をかけてしまうと、有事の際どころか、試験中に発電機を壊してしまうリスクがあるのです。
今回は、冷却水内部に深刻なサビが滞留していた現場の修繕事例をご紹介します。
錆が血管を詰まらせる?サーモスタットの不具合
エンジンの温度を調整する「サーモスタット」は、いわば冷却システムの司令塔です。しかし、長年の放置により冷却水が劣化すると、内部に泥のようなサビが溜まり、ホースやラジエーターまでボロボロにしてしまいます。

右が取り外した古いサーモスタット。サビがこびりつき、正常に動かない状態でした。
本来であればこのばねの様な部分が空いたり閉じたりして温度調整の役割を担います。

ホース内部にもサビが。このまま放置すると内部に錆が徐々に張り付き大きな塊となり危険です。
このような状態で負荷試験(全力運転)を行うと、サビが内部で詰まり、エンジンを冷やすことができず、一気にオーバーヒートを引き起こします。
最悪の場合、エンジンが焼き付き、発電機そのものの買い替えになる場合、多大な修理費用が必要になる恐れがあるのです。

長期間のメンテンス不足で錆の混じった冷却水、錆でひどく濁り変色しています。

ラジエーター内で劣化が進む錆交じりの冷却水の様子
ICESのこだわり。部品交換だけで終わらせない「深部洗浄」
「部品を変えれば終わり」ではありません。
交換した後も新しい部品を長く持たせ、確実に機能させるために、株式会社ICESでは内部に残ったサビを隅々まで徹底的に撤去します。

サーモスタットカバーにこびり付いた長年の劣化も現地洗浄で美しく

見てください、この違い。まるで新品のような輝きを取り戻しました。
ただの点検業者にはできない、施工会社としての「現場力」で、発電機の寿命を劇的に延ばします。
負荷試験を「安全」に受けるために

メンテナンス完了後の負荷試験。冷却機能が正常に戻り、安定した出力を確認しました。
義務である負荷試験をクリアすることはもちろん大切ですが、その過程で機械を傷めては本末転倒です。
株式会社ICESでは、試験前に機械の「健康状態」を厳しくチェックし、必要な処置を施してから本番に臨みます。
株式会社ICESにお任せください


「最近メンテナンスをしていないな」「冷却水の汚れが気になる」「うちの発電機は大丈夫かな?」と思ったら、手遅れになる前にぜひご相談ください。
非常用発電機の負荷試験、メンテナンスはもちろん、ビルメンテナンス全般の知見を活かし、お客様の大切な設備を「新品のような安心感」で守り抜きます。
【まずは確認!】ご自身でできる冷却水の劣化チェック
本格的な故障が起きる前に、まずは非常用発電機の冷却水をチェックしてみてください。
以下の項目に一つでも当てはまれば、内部でサビが進行しているサインかもしれません。
- 冷却水の色: 本来は鮮やかな緑色ですが、濁っていたり茶色っぽくなっていませんか?
- 水位の低下: 漏れが見当たらないのに、タンクの減りが早くありませんか?
- 臭い: 蓋を開けた際、ツーンとした異臭がしませんか?
ひとつでも心当たりがあれば、お気軽にお問い合わせください!
ご自身での劣化チェックの判断が難しい場合は無料の現地調査で今に最も必要なご提案をさせていただきます。
「うちの発電機、このまま試験しても大丈夫?」 そんな不安をお持ちの方は、まずは株式会社ICESにお尋ねください!