フィルター各種交換

非常用発電機には三つのフィルターがあり
「オイルフィルター」
「燃料フィルター」
「エアフィルター」
どれも大切な役割がございます。
フィルター各種はエンジンが正常に稼働するためにかかせないパーツです。使用を続けるうちにろ過した不純物(ゴミ、チリ)が蓄積され、目詰まりを起こします。そのまま放置するとエンジンの出力低下、非常用発電機不能の恐れもございますので適切なタイミングで各種フィルターの交換を行いましょう。
オイルフィルター

オイルフィルターはエンジンオイル内の不純物を取り除くフィルターです。不純物がろ過されることで、エンジンオイルの劣化を抑え、エンジン稼働の際の潤滑効果を維持しています。


オイルは劣化すると錆が混じり変色し、粘度がなくなり潤滑油としての働きが疎かになります。オイルフィルターを交換する際はその後フィルターが汚れるのを防ぐためにも古いエンジンオイルを抜き取り新しいエンジンオイルの補充を推奨します。
燃料フィルター

燃料フィルターは燃料に含まれる異物や水分を取り除き、燃料噴射装置を保護するフィルターです。(※別名フューエルフィルターともよばれます。)


燃料は劣化すると燃焼性が低下し酸化臭を放ちます。フィルターを交換の際はその後フィルターが汚れるのを防ぐためにも古い燃料を抜き取り新しい燃料の補充を推奨します。時に目視で点検を実施しましょう。
エアフィルター

エアフィルターは空気中の羽虫やほこりなどがエンジン内に混入するのを防ぐためのフィルターです。形や材質は様々ですが写真のようなスポンジ素材の場合、経年劣化と共に摩耗し消失することがございます。



消失した現場の劣化状況のわかる交換前後の比較写真です。
非常用発電機の法令点検、メンテナンスは株式会社ICES
オイルフィルター: 交換推奨時期目安【3年に1度】
燃料フィルター: 交換推奨時期目安【2年に1度】
エアフィルター: 交換推奨時期目安【4年に1度】
※保管状況や使用状況につき推奨時期は変動します
必要なタイミングで適切なメンテナンスをほどこすことでエンジン故障を未然に防ぎ、非常用発電機を長持ちさせましょう。
非常用発電機のメンテナンスは「できないをできる」にがモットーの株式会社ICESにお任せください!
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