ラジエーターリビルド

非常用発電機 ラジエーターリビルド

種別:介護施設

地域:大阪府

カテゴリー:法令点検・メンテナンス

サブカテゴリー:非常用発電機・ラジエターリビルド

概要:

ラジエーターリビルドで冷却機能が生まれ変わる!?

今回ご紹介するのは、非常用発電機のリビルド作業の中でも、冷却性能の要となるラジエーターのリビルドについての事例です。

ラジエーターリビルド

現地調査の結果、ラジエーター下部から冷却水の漏れが確認されました。

内部は本来必要な冷却水量を保持できておらず、正常な循環が行えない状態でした。

ラジエーターリビルド

冷却水は吸い上げができないほど枯渇しており、非常用発電機としては極めて危険な状態です。

ラジエーターは、非常用発電機の稼働時にエンジン温度の上昇を抑え、非常時や災害時における避難経路の確保・安全な稼働時間の維持に欠かせない重要部品です。

この状態のままでは、冷却機能が十分に働かず、エンジンのオーバーヒートや焼き付きといった重大な故障を引き起こす恐れがあります。

リビルドとは?

リビルドとは、使用済みのラジエーターを分解・洗浄し、消耗部品を交換・修理することで性能を回復させた再生品のことです。

単なる中古品とは異なり、新品同様の機能と品質を再生できる点が特長で、新品交換と比べてコストを抑えられるうえ、環境負荷も低減できる合理的な選択肢です。

そもそもラジエーターが交換できないケースも

非常用発電機では、以下の理由によりラジエーター交換が困難、または不可能なケースも少なくありません。

1.部品の供給終了(生産中止)

➡ 特に旧型機種では、メーカーがすでに製造を終了しており、純正新品部品が入手できないケースが多く見られます。

2.設置状況・スペースの問題

➡ 狭小スペースへの設置や、大規模な解体を伴う作業が必要となり、現実的に交換が困難なケース。

3.コストの問題

➡ 本体が老朽化しており、交換費用が高額になるため、更新(買い替え)を検討せざるを得ない場合。

こうした場合でも、リビルドによる再生対応が有効な選択肢となります。

ICES独自のラジエーターリビルド工程

ICESでは、ラジエーターを一度持ち帰り、内部まで徹底的に分解・洗浄し、錆や不純物を完全に除去します。

ラジエーターリビルド

※内部錆除去作業の様子

あわせて周辺部品も新品へ交換し、冷却系統への不純物混入を防止します。

ラジエーターリビルド

※サーモスタット、サーモスタットカバー等

リビルド済みのサーモスタットを設置し、冷却制御機能を回復。

ラジエーターリビルド

冷却水を適正量まで補充し、ラジエーター本来の冷却性能を取り戻しました。

ラジエーターリビルド

リビルド前後の比較

ラジエーターリビルド リビルド前
ラジエーターリビルド リビルド後

撤退済みメーカーの非常用発電機もご相談ください

株式会社ICESでは、培ってきた豊富な技術力と実績をもとに、既存設備の状態を正確に把握し、「今」最適なメンテナンス方法をご提案しています。

➡他社で対応を断られた

発電機の買い替えしか選択肢がないと言われた

現在の非常用発電機の状態が分からない

このようなお悩みをお持ちの場合も、ぜひ一度ご相談ください。

ラジエーターリビルド

よくある質問(Q&A)

Q1.ラジエーターのリビルドと新品交換の違いは何ですか?

A.リビルドは、既存のラジエーターを分解・洗浄し、消耗部品の交換や補修を行うことで、冷却性能を新品同等レベルまで回復させる再生整備です。新品交換と比較してコストを抑えつつ、既存設備を活かせる点が大きな違いです。

Q2.どのような状態であればリビルドが可能ですか?

A.冷却水漏れ、内部錆の進行、冷却性能低下などが見られる場合でも、本体構造に致命的な破損がなければリビルド可能なケースが多くあります。現地調査により、リビルド可否を事前に判断いたします。

Q3.メーカーが撤退している発電機でも対応できますか?

A.はい、対応可能です。部品供給が終了している機種や、メーカーサポートが受けられない場合でも、リビルドや代替部品の選定により対応できるケースがあります。「修理不可」「更新のみ」と言われた場合でも、一度ご相談ください。

Q4.消防点検・法定点検への影響はありますか?

A.ラジエーターを含む冷却系統の不具合は、始動不良や定格運転時間未達などの原因となり、消防点検・法定点検で指摘を受ける可能性があります。リビルドにより冷却性能を回復させることで、点検時の指摘リスク低減につながります。

Q5.リビルド後の耐久性はどの程度ですか?

A.使用環境や運転条件にもよりますが、適切なメンテナンスを行うことで、長期間安定した運用が可能です。ICESでは、リビルド後も点検・負荷試験を含めた継続的なサポートをご提案しています。

Q6.発電機全体のリビルドや他部位の点検も依頼できますか?

A.可能です。ラジエーターだけでなく、冷却系統全体、エンジン周辺部品、負荷試験・法定点検対応まで一括でのご相談を承っています。

Q7.更新(買い替え)とリビルド、どちらを選ぶべきですか?

A.設備の状態、使用年数、予算、今後の更新計画によって最適解は異なります。ICESでは現地調査をもとに、「更新」「リビルド」「段階的更新」など複数案を提示し、判断しやすい形でご提案いたします。

Q8.見積りや現地調査だけでも依頼できますか?

  1. はい、可能です。

現地調査・概算見積りの段階から対応しておりますので、検討材料としてお気軽にご利用ください。

ICESでは、ラジエーターを一度持ち帰り、内部まで徹底的に分解・洗浄し、錆や不純物を完全に除去します。

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