非常用発電機の第二の心臓

非常用発電機は、万が一の災害時や停電時に電力を供給する“命綱”とも言える存在です。
その心臓部であるエンジンが常に正常に作動するためには、エンジンの「第二の心臓」=ウォーターポンプの健全性が欠かせません。

ウォーターポンプとは、エンジンを冷却するための冷却水を圧送・循環させる装置で、エンジンのオーバーヒートを防ぐ極めて重要な部品です。

経年劣化が進むと、水漏れや冷却機能の低下、さらにはエンジン内部の酸化や重大な故障に繋がる恐れがあります。そのため、不調の早期発見・修繕が求められます。
今回の対応内容
今回ご依頼いただいた案件では、ウォーターポンプ本体に加えて、以下の部品交換を実施しました

ガスケットとは、部品と部品の間に挟み込んで、液体が漏れないように密閉するための部品です。ウォーターポンプでは、冷却水(クーラント)がエンジン内部から漏れ出さないように密閉する役割を果たしています。

ホース内部は、経年とともに錆が堆積し、冷却水の流れを妨げる原因となります。
これを放置すると、冷却機能全体が著しく低下するリスクがあるため、定期的な点検と部品のリフレッシュが非常に重要です。

新しい冷却水を注入し、ラジエーター内を鮮やかな色で満たしました。
見た目だけでなく、冷却性能の向上と腐食防止効果も期待できます。
負荷試験による動作確認


後は、実際に負荷をかけた試験運転(負荷試験)を行い、機器全体の動作確認を実施。
エンジン温度や冷却水の循環状態も良好で、非常時にも安心して稼働できる状態に復旧いたしました。
安心・安全のプロフェッショナル対応
非常用発電機の整備は、「動いているから大丈夫」では済まされません。内部には目に見えない劣化や潜在的なトラブルが潜んでいることもあります。
私たち 株式会社ICES は、経験豊富な技術スタッフが機器の状態を的確に判断し、最適なメンテナンスをご提供いたします。
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