ラジエーター内の錆、放置していませんか?
非常用発電機にとって、ラジエーターは“命綱”ともいえる重要な装置です。
冷却水を循環させ、エンジンの温度を一定に保つことで、非常時でも電力を供給できるように支えています。
このラジエーターが正常に機能していなければ、発電機本体が高温になりすぎて動作不能になるおそれがあり、災害時には人命に関わる深刻な問題を引き起こしかねません。

劣化した冷却水がトラブルの引き金に
本来、冷却水は青や緑などの鮮やかな色をしており、防錆・防腐成分が含まれています。
しかし、長期間交換を行わず放置するとその効果が失われ、色が徐々に薄くなり、内部の金属が腐食して錆が混入。結果として、冷却水は茶褐色や黄土色に濁ってしまいます。


劣化した状態での運転は、冷却性能の低下だけでなく、ホースやウォーターポンプの詰まり、冷却ラインの破損などにもつながる恐れがあり、非常用発電機の故障リスクを高めます。
冷却水を交換するだけでは不十分?
「冷却水を交換したから大丈夫」と思われるかもしれませんが、それだけでは不十分なケースもあります。
ラジエーター内部やホースの中に錆が沈殿・固着していると、いくら新しい冷却水を入れてもすぐに汚れてしまい、根本的な解決には至りません。


ICES独自の「現地洗浄」で根本対応
株式会社ICESでは、このような問題に対応するため、現地でのラジエーター洗浄サービスを提供しています。
専用の循環装置を用いて、数度繰り返し洗浄することで、その場で内部の汚れや錆を除去。短時間・低コストで洗浄が可能です。



洗浄後は、冷却水が本来の性能を発揮できる状態になり、発電機の信頼性が大きく向上します。

洗浄でも除去できない場合は「リビルド」を推奨
長期間放置されたラジエーターは、内部に重度の腐食や詰まりが発生しており、洗浄作業だけでは対応できない場合があります。
その際には、**リビルド(再生修理)**をおすすめしています。
新品のような性能を取り戻しつつ、コストは抑えられるため、定期的な更新の選択肢としても多くの企業・施設様にご利用いただいています。


ラジエーターの現地洗浄・リビルドについて詳しくはこちら
点検・洗浄のタイミングは?
ラジエーターは普段あまり意識されない設備ですが、「冷却水の色が変わっている」「冷却水の量が減っている」「発電機の温度が高くなっている」といった症状がある場合は、ぜひ一度専門の点検をおすすめします。
定期点検と適切な洗浄・メンテナンスを行うことで、非常用発電機の寿命を延ばし、災害時に本当に頼れる設備として安心して運用できます。
非常用発電機の法令点検、メンテナンスは株式会社ICES
すでに事業撤退済みのメーカーでも「できないをできる」にがモットーの株式会社ICESにお任せください!
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